札幌暮らしの時に,ベランダ菜園でハーブを栽培していました。
旭川に移ってからお休みしていますが,そろそろ再開の予定です。

【ご挨拶】 

【ハーブの一年'95】 

【ハーブの一年'96】 

【自己流ラベンダーの育て方】

【ももんが流ハーブ料理】

【ご挨拶】

 ”はうすももんが”では南面のベランダを利用してハーブ栽培をしています.
 引っ越してきたときは,ラベンダー2鉢,スペアミント1鉢,ゼラニウム1鉢だけでしたがひと夏であっという間にスペアミントが3鉢に増え,セイジ,タイム,レモンバームなどの苗を買ったりしているうちに,30鉢以上の大所帯になりました.
 しかし,昨年(95年)8月から10月はベランダの改修工事のため室内で栽培することを余儀なくされました.室内の日当たりの悪さと風通しの悪さで,あっけなくラベンダーは全滅.セイジ,ローズマリーなどもすっかりだめになってしまいました.
 けれども,この惨状をNIFTYServeのFGARDENでお話したところ,ご好意により苗を分けていただくことができました.(感謝)おかげ様でわが家のハーブ園も復興しました.(戻る)

【ハーブの一年 '95】

北の国では5月の終わりから6月にかけて遅い春を迎えます.木々の芽がいっせいに芽吹き,地面からは新しい芽が吹き出してきます.

  • その中で外で冬を越したミントやラベンダーの薄緑色の新しい葉が出てきます.ラベンダーはこの新しい芽を切り取り挿し木しますと株分けができます.
  • 一年草のボリジやチャービル,パセリなどの種は春が訪れるちょっと前にまいておきますので,小さい双葉が出てきます.
  • 室内で越冬させたゼラニウムやラベンダータイムは外に出してあげます.

 : 6月の半ばになるとライラック,アカシヤの花が咲き,空き地は一面がタンポポの黄色い絨毯でうまります.7月になるとポプラの種が雪のような美しい綿毛を飛ばし盛夏の訪れを告げます.

  • 街中花でいっぱいになった頃,ようやくハーブ達は蕾を付け強い香りを出し始めます.
  • ラベンダーは7月の始めから8月の中旬まで何度も花が咲きます.たくさんの花を咲かせるには花が咲いたらその都度花を切り取ってあげること.そうすれば何度も咲きます.一番香りのいい花は2度目か3度目に咲いたものでしょう.
  • この頃,一年草のボリジやチャービルが毎日花を咲かせます.ペパーミント,スペアミントやシソ,チャービル,セイジ,レモンバーム,ローズマリーの葉の収穫も始めることができるようになります.

 : コスモスやアジサイ,ヒマワリ,キクの花が咲着始める8月の下旬ころ,北国では秋を迎えます.

  • ハーブが最後の収穫の時期となり,チャービルやボリジは種を付け,今年の活動を終えます.(ボリジの種はドバトに全部食べられてしまいました)
  • ラベンダーは最後の花をそのままにしておくと種がとれます.けれど,ラベンダーを種から育てるのには年数がかかりますので,我が家では挿し木で増やすことにしております.
  • そのため,来年の春にたくさんの新芽が出るように葉の部分を茎から2センチくらい残して全部刈り込んでしまいます.(けれど,その直後枯れてしまいました)
  • そろそろ冷たい風が吹き始める9月,寒中で越冬できないハーブ達を室内にいれてあげます.
  • 寒さに強いミント類はまだ元気に青々とした葉を付けています.
  • 後は冬を待つのみ.北国のハーブ達の短い活動は終わりを告げます.(戻る)

【ハーブの一年 '96】

96年のコンセプト:

昨年の栽培を元に今年の栽培コンセプトは

  • 「食べられるもの」
  • 「虫がつかないもの」

を中心に育てることにしました.カモミールは可憐な花や,香りが個人的にとても好きなのですが,虫がついてげちょげちょになってしまった上,他のものにまで虫がついてしまったので今年は栽培しないことにしました.

 今年の北国の春は遅く室内で越冬させたゼラニウム,ミントなどをなかなか外に出してあげることが出来ません.昨年ですとラベンダーはこの時期に新しい芽を切り取り挿し木しますと株分けができるのですが新しい芽すらでてきません.

 例年なら4月の中旬から種蒔きを始めるのですが,今年は気温が上がるの遅くて5月に入ってからやっと冬中室内にいた鉢を外に出し,株分け,種蒔きをしました.昨年の秋にたくさん苗を頂きましたり,ホームセンターの園芸コーナーで新たに苗も買ったりしましたので,冬中ひっそりとしていたベランダも再びにぎやかになりました.

  • 株分けしたもの : 
    ラムズイヤー,レモンミント,ゼラニウム
  • 種蒔きしたもの : 
    ブラックオパールバジル,ホップ,チャイブ,小さいひまわり
  • 苗を買ったもの : 
    スイートバジル,セイジ,オレガノ,山椒,ラベンダー

 これからどんどん暖かくなるので成長を見るのが楽しみです.

夏 

 例年ですと,6月の半ばになるとライラック,アカシヤの花が咲き,空き地は一面がタンポポの黄色い絨毯でうまり美しい初夏となるのですが,今年は下旬になってもまだまだという感じでした.

  • 寒さに弱いらしいダークオパールバジル,スイートバジルは枯れてしまいましたし,チャイブも寒さに負けてしまいました.
  • 株分けしたラムズイヤー,レモンミントは親のほうが寒さに負けてしまいました.
  • シャワーキャップをすべての鉢にかぶせておいたのですがだめでした.

  • 6月中旬,札幌では15〜23度くらいの気温の中,なんとかハーブ達が咲き始めてきました.
  • 外に出ると,ライラックは終わってしまい,蝦夷ツツジや菖蒲,バラなんかが咲いてます.
  • ラベンダーの蕾が紫色になってきました!やっと,手入れの張り合いが出てくる時期になりました...
  • 7月になり北海道もようやく夏らしくなってきました.気温が上がり日差しが強くなったせいかいっせいに花が咲き始めています.
  • 我が家でもワイルドストロベリの花が咲きラベンダーは蕾を付けもう少しで咲きそうです.ミントやホッバジル,オレガノ,セージは葉っぱを付け始めました.ラムズイヤーは鉢から葉っぱがはみ出し一番元気そうです.
  • 6月末,石狩湾新港の近くのハマナスを見てきました.いまが盛り,という感じであたりはハマナスの花の香りで一杯.
  • 散ってしまい地面に落ちていた花びらを何枚か拾って帰りましたがこれもまたいい香り.バラ科なのでバラの香に似ていますがバラよりソフトな感じで日本人好みの香りかも,と思います.
  • 北海道のラベンダーは例年より2週間ほど開花が遅れていました.7月16日に富良野に行ってきたんですが,開花まで後1週間かかりそうな感じでした.(フラノネットの開花情報による開花指数は3〜5でした)今年のラベンダーの香りは若干弱いように思えました.

【自己流ラベンダーの育て方】

  • 原産国であるフランスでは石灰岩のごろごろしているところでも自生しているので,土をアルカリ性に保ち,水捌けを良くし南側の日当たりの良いところで育てれば元気に育つようです.
  • 冬は雪が上にかぶるとそのまま越せますが外で吹き曝しの場所ではつらいようです.
  • 内地の真夏の炎天下には弱いので内地での栽培は注意が必要かもしれません
  • 種から育てる方法もありますが一番手軽なのは苗から育てるものです.

  • 6月から7月,もしくは9月ごろ若い葉っぱが出てきたところを剪定をかねて切り落とし,若葉の部分を土に植えると1,2週間で根付きます.(土に植え変えたとき,茎の周りの土をを指できゅッきゅっと押し付けると根付きやすくなります)根付くと1本の茎から5本くらいの新芽が出てきます.りっぱな株になるには数年かかるようです.
  • 北海道では7月中旬から8月中旬に花が咲きます.花が咲きおわったらまめに花を切ります.(そうしないと鉢植えの場合,次の花が咲きにくいようである)切り花は我が家ではドライフラワーやティー,ジュースなどにして楽しんでおります.
  • 8月のお盆を過ぎた頃ラベンダーの花の時期が終わります.(富良野では花が枯れてきた状態を「花がぼける」というようです)花の時期が終わったら,種をとりたい場合はそのままにしておきますが,採らない場合は木質化していない部分を3センチほど残して葉っぱを刈り込みます.(株をもっと大きくしたい場合はそのままにしておく)
  • できれば9月頃,鉢から苗を出して毬藻のように絡み合っている根っこをはさみで切り込みを入れると良いそうです.12月の初雪の頃までは普通に水やりをし,雪が積もり始める頃,鉢全体にむしろをかけ,雪が積もる場所に置いておくと越冬できるようです.(戻る)

【ももんが流ハーブ料理】

  •  というとおおげさですが,ラム肉の匂い消しにローズマリー,ケチャップ味の仕上げにバジルか月桂樹の葉,ホワイトソースの仕上げにタイムを使っているという,シンプルなものです.
  • レパートリーが尽きてきたときニンニク,バジル,オリーブオイルで味付けするとイタリアンぽい味になりよござんす.
  • また,ハーブティーはミント,ラベンダーを楽しんでいます.
  • 自慢の料理はハヤシライス.カボチャのポタージュと共に食すとうまいです.(*^_^*)

ハヤシライス:

  • 普通は牛肉を使いますが我が家では北海道らしく(?)ラム肉(子ヒツジの肉)を使います.ラム肉は,匂いに独特な強さがあるため嫌われやすいですが消化が良くどんな味付けにもなじみ,安い(100グラム60円から80円くらい)ので優れものの食材だと思います.
  • 材料(6人分):タマネギ大4個,ラム肉500グラム,デミグラスソース250ミリグラム缶詰1缶,バター少々,ローズマリー少々,ケチャップ適宜,塩少々,作り方:熱したフライパンにバターを引き串切りにしたタマネギを焦げ目がつくまで炒め,鍋に移します.
  • 次に刻んだローズマリーをまぶしたラム肉を同じくバター軽く炒めます.(軽く炒めないと肉が固くなってしまう)炒めたラム肉を鍋に移し,肉を炒めたフライパンを洗わずにお湯か水を注ぎフライパンに残っている肉汁がお湯に移るようにフライパンを水平に回しお湯をタマネギと肉の入った鍋に移します.お湯が肉とタマネギににくぐるくらい入ったら火をかけ残りの材料をすべて入れ煮込みます.
  • ケチャップ味の仕上げに普段はバジルを使いますが,上品な感じに仕上げたいときは月桂樹の葉と赤ワインまたはブランデーを入れます.

 

クリームシチュー

  •  タマネギ,ニンジン,ジャガイモ,肉(鶏,豚かは好みで)バター,塩コショウ,などで普通に下拵えをするのですが,肉を炒める段階でタイムを入れます.
  • 味の仕上げにルーを使うと手軽ですが,具がすっかりに上がったところにミルク(ホイップ用)か牛乳を入れてひと煮立ちさせると美味しいかと思います.

おまけ:

  • ハヤシやシチューをたくさん作って飽きてきたら,タッパーに入れて冷凍しておくと忘れた頃に食べられるので最後まで美味しく食べられるかと思います.
  • また,耐熱皿に茹でたマカロニを入れ余ったハヤシかシチューをかけ,その上にピザ用チーズをかけてオーブンで焦げ目をつけるとグラタンもどきとして食べることが出来ます.

チキンのセージソースソテー:

  • 熱したフライパンにバターを入れバターが溶けたところにセージの葉を3,4枚入れ炒めます(これがセージソースとなる).
  • セージがバターに馴染んできたところに鶏肉(ももでも胸でも良い)を丸ごと切らずにいれ火を弱めて蓋をし,鶏肉の中までに火が通ったらできあがり.
  • セージとともにオレガノを入れると鶏肉の臭みがとれて美味しい.

ソーセージ(皮無し):

  • 細かく切ったセージをハンバーグの種に入れて焼くというもの.

ミントでお酒:

  • 背の高いグラスにミントの葉4,5枚を砂糖5グラムを入れ,スプーンでミントを潰しながら砂糖を混ぜあわせます.
  • 砂糖にミントが馴染んだら,ジンや焼酎など辛口で香りのないお酒をグラスの半分まで注ぎ氷と炭酸水で割ります.
  • お酒と炭酸水の割合の加減はお好みで.飲むときはストローで上品に飲みましょう.でないとミントが口にくっついてきてちょっと気持ち悪いです(^^ゞ

 

ラベンダージュース:

  • かなり甘口の砂糖水を作り鍋でひと煮立ちさせます.
  • 煮立ったところによく洗ったラベンダーの花を入れそのままさまし,さめたところでラベンダーの花は網などでこします.
  • グラス半分までにラベンダージュースを入れ,レモン汁,炭酸水などで割り冷たくして飲むとおいしいです.

ハーブティー:

  • フレッシュのミントをポットに入れ沸騰したお湯をいれ蒸しますとミントティーの出来上がり.
  • ちょっと油っぽいのが苦手,とおっしゃる方はレモン汁を入れるか,普通の紅茶と割ると飲みやすいと思います.
  • ラベンダーティーも同様にしていれます.

タンポポコーヒー:

  •  タンポポの根を良く洗い,コーヒー豆ほどの大きさに切って1〜2週間ほどよく乾燥させます.
  • 乾燥させたら,フライパン(テフロン製の物はだめ.フライパンがいたみます)で香ばしい香りがするまでから煎り,コーヒー豆を挽くのと同じように挽いてドリップしたら出来上がり.
  • 胃にやさしいので何杯もいけます.